チャージバックとは
チャージバックとは、クレジットカード保有者がクレジットカード会社に対して請求内容の異議を申し立て、 売上代金の返還を求めることです。
チャージバックが発生するケース
インターネット決済においては、以下の理由により発生することが一般的です。
- クレジットカード保有者が、利用した覚えがない
- クレジットカードを不正利用された
- 購入者が商品の料金を支払ったが、商品が届かなかった
- 説明と異なる商品が届いた
チャージバックが発生したときの流れ
チャージバックが発生した場合、下記の手順に沿って、手続きを進めさせていただきます。
1.チャージバック発生のご案内(BASE→ショップ)
弊社がクレジットカード会社よりチャージバック発生の連絡を受領次第、ご登録のメールアドレスにご連絡を差し上げます。なお、チャージバックの対象となった注文金額に相当する売上金は、振込が可能な売上残高への計上を保留とさせていただきます。
※ショップのご状況によって、ほかの注文についても振込申請の停止および制限をおこなうことがございます。
※お金管理画面の表示内容詳細については、お金管理で表示されている金額や項目はなんですかをご参照ください。
2.チャージバックへの回答(ショップ→BASE)
ご案内のメールに記載の期限までに、チャージバックに対して「異議申し立てをおこなう」または「受け入れる」のどちらかをご回答ください。ご回答をもとに、弊社より決済代行会社を通じて、カード会社に連絡いたします。
- 異議申し立てをおこなう場合
対象の注文について、商品や役務を提供済みであることが確認できる、反証資料をご提出ください。カード会社が資料をもとに、不正利用かどうか判断いたします。詳細は、チャージバック発生時にご案内するメールにてご確認ください。
※反証資料の例
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- 商品発送日とその発送の確証/サービス提供日とその提供の確証(追跡番号が記載された配送伝票や、特定記録郵便控えの画像)
- 購入者とのメールや電話などによる対応の有無、または履歴
- クレジットカードの所有者による注文や商品を受け取っていることを証明できる資料
- 受け入れる場合
チャージバックを受け入れる旨をご回答ください。チャージバックが確定いたします。売上金の取り扱いについては、次項「3. チャージバック結果のご案内(BASE→ショップ)」をご確認ください。
3.チャージバック結果のご案内(BASE→ショップ)
カード会社によりショップからの異議申し立てが却下された、またはショップがチャージバックを受け入れた場合は、チャージバックが確定し、対象となる注文のキャンセルをおこないます。
売上金は、返還していただきますので、ご了承ください。
※チャージバック結果のご案内まで、平均で約3か月程度お時間をいただいております。調査の状況により、さらにお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。
※チャージバックの最終的な結果は、カード会社の判断に基づいており、弊社は判断をおこなっていないこと、あらかじめご了承ください。
また、カード会社がショップからの異議申し立てを受け入れた場合には、チャージバックは取り下げとなり、売上金に対する保留を解除させていただきます。
(1)チャージバック確定時の売上金の返還について
- 売上残高に売上金がある場合
チャージバック代金を、売上残高より差し引かせていただきます。
- 売上残高に売上金がない場合
後日請求書を郵送いたしますので、期日までにお支払いただくようお願いいたします。
※振込手続き中の場合、振込のキャンセルをおこない、売上残高と相殺処理を実施いたします。相殺後に売上金の残高がある場合、再度振込手続きが必要となりますこと、ご了承ください。
(2)カード保有者への返金について
カード会社が対応いたしますので、ショップでの対応は不要です。
商品の返品について
発送済みの商品など、チャージバック確定後の損害につきましては、ショップ負担となります。
弊社やカード会社にて、売上を補償させていただくことはできかねます。
発送先に連絡しても連絡がつかず、商品が戻ってこない場合には、最寄りの警察にご相談ください。
また、弊社では警察に向けて、弊社に照会をおこなうための資料を配布しております。
警察より弊社宛に「捜査関係事項照会書(情報開示請求)」に関するお問い合わせがございましたら、警察に対して購入者情報などを回答しております。
ご連絡の時点で不正利用が確定している場合
ショップへ初回のご連絡を差し上げた時点で、不正利用であることが確定しているケースがございます。この場合は、ショップが異議申し立てをおこなうことはできません。
注文については、チャージバック確定時と同様にキャンセルをおこない、売上金を返還いただきます。
不正利用の詳細については、不正利用(悪用)とはなんですかをご参照ください。